リン布団
りん布団
在家様用のおりんや木魚、御寺院様磬子用などに用いられるリン布団ですが、ご使用の用途と同じく、寸法や色柄、仕立形状も様々なものがあります。
元々りんとは、禅宗の仏具であり、祈りや供養の想いをその音にのせて仏様へ伝えると云われます。なお他には、仏様をお呼びする、お経の旋律を整える為など諸説あり、御宗派によって云われも様々です。そして、現在では各御宗派でもご使用するようになりました。…と、その下を支えるのがりん布団です。りんが傷つく事を防いだり、叩いた時に安定させる役割があります。形状によってはりんの音色にも影響致します。
日天大鳳のりん布団
普及品の都や総金、より高級な金襴を使用したものや、無金織の生地など、お仕立ての形も様々で、通常の丸型、花型、六角布団やオリジナル仕立の夢殿、家具調都市型仏壇向けの薄型仕立品など、数ある仏具の中でも最もバラエティーに富んでいる商品です。さらに布団と同じ柄でセットできるりん棒や敷物等もあるので、特に仏具選びをされる時には、その方々のお好みで様々です。
日天大鳳のりん布団は、1個1個丁寧に仕上げた日本製の手作りです。綺麗な音色のおりんと同じく、それを支えるリン布団にも是非拘って頂きたく存じ上げます。